子育て 学業成就

上野公園徹底探索、文化・芸術・科学で見つける自由研究の題材

2021年8月1日

上野公園徹底探索、文化・芸術・科学で見つける自由研究の題材

夏休みの自由研究題材を上野公園の文化・芸術・科学で探す

という目的で上野公園を隅から隅まで探索

上野公園には、夏休みの研究課題を探すのに苦労しないくらいにたくさんの題材やきっかけ、導入が点在しています。

上野公園をくまなくご案内します。課題を見つける旅に一緒にでかけましょう。

 

自由研究のテーマは博物館にあり

上野公園で「博物館」と名がつくのは、「国立科学博物館」(かはく)と「国立東京博物館」(トーハク)があります。

どちらも、常設展と特別展が開催されています。概観してみます。

 

「国立科学博物館」常設展

日本館

日本列島は、地質年代的な長い目で見ると地殻運動によってめまぐるしく変化し、複雑な地質と山岳に富む地形が造られました。また、四季の変化が明瞭で、季節風と海流の影響を強く受けています。このように地形的にも気候的にも複雑な自然環境は、多様な生き物たちを育んできました。(「国立科学博物館」HPより)

自分たちの生活する日本列島が、周囲を海に囲われていることなど様々な側面で解説されており、身近な話題として興味をそそります。

地球館
-力強く生きる哺乳類と鳥類を見る-
地球環境の豊かさの証として、さまざまな哺乳類と鳥類の存在があります。
ここでは、力強く生きていたときの彼らの姿が、剥製となって今もその魅力をたたえています。(「国立科学博物館」HPより)

より広く、地球視点で動物たちを紹介しています。一部コロナのため閉鎖している部分もありますが、通常の展示はみることができます。

 

イベントカレンダー(研究者によるディスカバリートーク)

研究者によるディスカバリートーク上野本館
8/1(日)世界最小の哺乳類
実施フロア:日本館2階講堂

動物研究部/川田 伸一郎
当日受付
8/7(土)お休み
8/8(日)都市環境における地衣類
実施フロア:日本館2階講堂

植物研究部/大村 嘉人
当日受付
8/9(月)江戸時代の医術について
実施フロア:日本館2階講堂

産業技術史資料情報センター/鈴木 一義
当日受付
8/14(土)お休み
8/15(日)お休み
8/21(土)お休み
8/22(日)日本海の貝類相のなりたち
実施フロア:日本館2階講堂

動物研究部/長谷川 和範
当日受付
8/28(土)お休み
8/29(日)鹿児島県甑島(こしきしま)での野外調査
実施フロア:日本館2階講堂

地学研究部/對比地 孝亘
当日受付
土・日・祝日に科博の研究者が交代で、展示や研究内容などについての解説を行います。
■予定は変わることがありますので、お越しになる前にスケジュールをご確認ください。

 

おうちで楽しむ「国立科学博物館」

でも、実は、この炎天下・コロナの中、わざわざ上野公園にでかける必要もないんです。画像情報が「かはく」は非常に充実しています。

予習として見て、実際に上野公園に行き、復習として見るという使い方もできます。

国立科学博物館のYouTube公式チェンネル「かはくチャンネル」では7月下旬より、研究者が「収蔵庫の貴重な標本」を紹介する特別動画を配信。

筑波研究施設の収蔵庫に保管している、今まであまりメディアやイベントで公開したことのない貴重な標本資料の魅力や特徴について、

国立科学博物館の研究者が解説する。

興味が湧くタイトルがずらりと並んでいます。

 

地球館2階「科学技術で地球を探る」コーナーの体験展示をクイズで学ぼう!

感染拡大防止のために休止していた、地球館2階「科学技術で地球を探る」コーナーの体験展示を理工学研究部 前島グループ長と当館の職員がクイズを交えながら紹介します。

地場とスマートフォンとの関係や電波を受けるアンテナのことなど、大人がみていても楽しい内容にしあがっています。

 

 

「国立東京博物館」常設展

親と子のギャラリー「まるごと体験!日本の文化 リターンズ」

ファミリー向け企画・親と子のギャラリー「まるごと体験!日本の文化 リターンズ」を開催します。2021年1月~2月に開催しご好評いただいた企画、親と子のギャラリー「まるごと体験!日本の文化」が夏休みに帰ってきます。本展は、東京国立博物館のコレクションの中から「浮世絵」「うるし」「きもの」「よろい」の4つをテーマに取り上げた、デジタルコンテンツやぬりえなどの体験型展示です。各コンテンツの体験により、日本の美術や文化をより深く楽しむことができます。(「国立東京博物館」HPより)

浮世絵、うるし、きもの、よろい、など日本人として言葉とともにどんなものなのかを小学生のときから知っていてよいことばかりを体験できます。

 

私も普段から常設展には何度も行くのですが、常設展も定期的に展示内容を変えているので毎回新しい驚きと発見があります。

事前準備について

いくつものサイトを見て感じているのは、理想論主義すぎることです。「準備をしっかりしてからじゃないと博物館いっても課題はみつからない」のような

主張です。

そんなことありません。行って、現物を目の前にしてください。驚きがきっとありますよ。そこからです。驚いて、その驚きの原因は何かを考えていく。それが自由研究です。

このサイト全体の方向感も同じなのですが、全体皆さんがやっているように、お正月に「今年も勉強の成績がアップしますように」「ことしこそは勉強で成果がでますように」ってお願いしている(はんとは違いますよ。お願いする場ではなくて宣言する場です)と思います。

その上で、実践、具体的なアクションをしなければ先に進まないんですよね。

上述したように、今の時代ですから、予習としてユーチューブの動画やホームページなど様々な題材がありますので参考にしてみてください。それはOKです。それを準備と呼ぶなら

準備でしょう。でも見ているだけでいいんです。作業は必要ありません。

 

両親の関わり方

“宿題だから手伝ってはいけないのでは?”と思いがちですが、子ども一人ではまとめられないのが自由研究です。

1年生・2年生は親のサポート(手伝い)は必要です。

どんなことを子どもがしたいのかを理解してあげる最も身近な理解者です。

「xxxxっていうびっくりするようなことが分かったんだよ!」

と言ってきたら、共感し共有しましょう。その上で拡散思考で検討の範囲を広げてください。「ママはこういうどころも不思議に思ったけど、どう思う?」など。

テーマの題材にしても、テーマの中項目や小項目、疑問点や原因など

ブレーンストーミングでたくさん列挙することが最初のお手伝いです。

拡散から収束に向かうために、お子さんにきれいにまとまっている必要はありませんが、起承転結で一連の流れになるように会話を続けてあげてください。

 

自由研究として発表するのかもしれませんし、提出するだけなのかもしれませんが、結果を見える化することが重要になります。

ただし、親の研究にはならないようにしてくださいね。お子さんの自主性を尊重です。

 

 

それ以上の学年の場合には、できるだけ関与しないことが重要です。

アドバイスのつもりが、考えの押し付けになってしまいます。

大人とは違って判断力に欠けるので子どもは混乱するだけになってしまいます。

 

 

起承転結を平易に項目で分けると次のようにまとめることになると思います。

(お子さんに押し付けないでくださいね)

  • どうしてこの内容を調べようと思ったのか、きっかけ(驚き・疑問・好き・興味などの側面できっかけがあると思います)
  • このテーマでどんなものを見学・観察してみたのか
  • 驚き・疑問・好き・興味などの側面できっかけに対して、どんな理由でその感情が生じたのかを想像してみる(仮設設定ですね。これは博物館・科学館に行く前に想定していたテーマの候補に対して幾つか回答を考えることになります。最初からまとめなくて良いです。行ってみて絞り込んだテーマについて、当初どのように考えたのかをおさらいしてみてください)
  • 実際に、どこの博物館や科学館で観て、調べ、分かったことは何か?

どんなものを観察したのか、何を調べてみたのか、博物館のサポーターのような人に聞いてみたやり取りはどのような内容だったのか?

  • 今回のテーマで自由研究をしてみて感じたことはなにか?

 

「上野公園徹底探索、偉人像できっかけを見つける自由研究の題材」については、以下を御覧ください。

詳しくはコチラ

 

 

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