こんな方におすすめ
- 種類がたくさんあり、それぞれ良さそうに書かれているので何を選択すればいいかわからない。
- 今、妊活中、妊娠初期、中期・後期なのかというタイミングにあったものを選びたい。
選択基準
選択基準
- 厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書 に適合した量や期間に準じていること
- 厚生労働省 国民健康・栄養調査 発表の現在一般的に摂取されている差分を補う意図でサプリメントの栄養素が配合されていること
- 妊婦さん、プレママを対象にしているので対象者に合わせた栄養素配合がなされていること
- 健康補助食品 GMP基準の工場で安全な製品を製造していること
- 契約期間や解約の条件が明確になっていて納得感のある体系が設定されていること
- 良い製品を発売したばかり、ということもあるので、累計販売数やクチコミの多さは参考にはなるが必ずしも決め手にはならない
- 相談体制が確立しており、疑問点が解消できる体制を持っていること
(1)日本の食事摂取基準、策定検討会報告書 に適合
資料:厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020 年版)より
妊娠の段階 | 葉酸推奨量(㎍) 食品中に存在する葉酸をまとめて「食事性葉酸」 | 葉酸付加量(㎍) 通常の食品以外の食品に含まれる葉酸(狭義の葉酸) |
妊娠前・妊娠初期(満15週まで) | 240 | 400 |
妊娠中期(満16 - 27週)・妊娠後期(満28週以降) | 240 | 240 |
授乳期 | 240 | 100 |
たくさん飲めばいいってもんじゃないんです。飲み過ぎは問題が出る可能性も指摘されています。
厚生労働省は、「妊娠1か月以上前から妊娠3か月まで」は葉酸(狭義の葉酸)をたくさん摂りなさい、という注意喚起をしています。上限量を超えたらダメですよ。
(2)国民健康・栄養調査 発表の摂取分を補うサプリメントの栄養素が配合
葉酸については、ほぼ満たされていますので、妊婦さん特有の上記の 葉酸付加量(㎍)(合成葉酸)を摂取できるように配合されていることです。
他の栄養素で不足しているものは色付きの要素です。食品もしくはサプリメントから補完する必要があります。
(3)妊婦さん、プレママに必要な栄養素配合
あくまでも、バラアンスよく食事することが重要です。
1日3食きちんととると、栄養バランスがよくなります。栄養は食事でとるよう心がけ、サプリメントは食事でとりきれない分を補う程度と考えるべきです。
ただ、、、実際には。。。。食事が喉を通らない、体調が悪くて食事が作れない、など補助が必要なこともあります。
妊娠中に特に重要になる栄養素には、葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12、亜鉛、鉄、カルシウム、マグネシウム、また、最近では、外出時間が少なくなって過度の紫外線対策を行うことや、ビタミンDを含む食べ物の摂取が不足すると、「ビタミンD欠乏症」になり早産などのリスクが高まるともいわれています。
ビタミンAの過剰摂取について
ビタミンAは妊婦にとって重要な栄養素ですが、過剰摂取することで先天奇形が増加することが報告されています。
普通に食事している限り、全く問題ないものですが、サプリメント等の継続的な大量摂取は避けましょう。
(4)GMP基準の工場で安全な製品を製造
GMP とは?
GMPとは、Good Manufacturing Practice(適正製造規範)の略で、原材料の受け入れから製造、出荷まで全ての過程において、製品が「安全」に作られ、「一定の品質」が保たれるようにするための製造工程管理基準のことです。
公益財団法人 日本健康・栄養食品協会
以下のどちらかのマークがついています。
(5)契約期間や解約の条件
定期便の回数縛りがある場合(○回目までは解約できない、などの縛りがあります)。その期間飲み続ける覚悟があればお得なケースも多いので否定しませんが、解約の条件なども目を通してくださいね。もちろんこの中には、大切な価格という観点も含まれますね。安い方がいいけど、安かろう悪かろう、って商品ではないことをしっかりみてくださいね。
(6)累計販売数やクチコミの多さは参考程度に
累計 xx 万個販売!! 、楽天ランキング1位(それも最大風速の週間など)などは売れていることの証明になるので、否定できませんが、あまり聞きなれない商品でも品質にこだわった良い商品もたくさんあります。
(7)相談体制が確立しており、疑問点が解消できる体制
付加価値として、健康相談を受け付けているところや、しっかりとサポートセンターを持っているところなど、数ヶ月のお付き合いができる会社かどうかは確認しておくべきですね。
まとめ
私は、公的機関の文献を中心に大量のデータを読み込んで感じていることをまとめてみました。
お医者さんと言っても、考え方は様々です。公平な機関のデータを中心に以上を判断基準として考えてみました。
今後は、この基準で、各社の商品の検証を行なっていきたいと考えています。
最後までご覧いただきありがとうございました。