プロポーズされたら、結婚式をどうしよう！？って考えますよね。
ここでは、「挙式スタイル」とは別に「結婚式スタイル」について考えてみます。数々の結婚式に参列しましたが、似たような場所で似たような演出ではあるものの、ご当人らしい面を
感じられれる素晴らしい結婚式もたくさんありました。色々な「結婚式スタイル」について知ることを通じて、「自分達、私達らしさ」をどのように出していくのかを考えていって
いただければと思います。
ポイント
「自分達、私達らしさ」をどのように出していくのかを考えること、理想的な結婚式を作り上げていくための基礎的な用語や考え方、最新の流行りなどを例を上げながら解説しました。
より良いセレモニーが企画できることを願っております。
理想の結婚式
たくさんの実例やネットの情報を見聞きし、友人の結婚式にも参加するに従って、どのような「結婚式」が行われているのかが徐々にイメージできるようになってきます。
イメージが湧いてきたら、今度は、その中で自分達・私達の結婚式はどのパターンに近くて、でも、こんな部分はコダワリを持ちたい、こういう演出で私達をアピールしたい、というように
「理想とする結婚式」のイメージが段々具体化していきます。コダワリポイントが明確になれば、それをブライダルプランナーの方に相談して、実際に実現できるような段取りを検討してもらう、
などのアクションに進んでいきます。
- 結婚式を挙式と披露宴の組み合わせでパターンを考えてみましょう
- 挙式そのものの形式について整理してみましょう
- 開催場所の選択肢を確認しておきましょう
挙式と披露宴の組み合わせ
挙式＋披露宴｜挙式＋会食｜挙式だけ｜披露宴や会食だけ｜国内リゾートウェディング（開催場所ともイコール）｜海外ウエディング｜ナイトウエディング｜1.5次会だけ｜フォトウエディング
数え上げるとキリがないくらいに種類を上げることができます。
ここでは特に「披露宴」の形式に焦点を当てた分け方になっているとも見えますが、挙式は行う場合と行わない場合があります。
国内・海外リゾートウェディング
国内リゾートウェディング
国内のリゾート地で、非日常を味わえるリゾートウェディング。眼前に広がる海を堪能しながらのウェディング、森の中にひっそりと存在する明治からの由緒ある本物のチャペルなど、
綺麗な景色の中で楽しむゆったりと流れる時間。一生の思い出になることを間違いなしです。人気は、やはりダントツの沖縄、東京からのアクセスも良く避暑地として気候も安定してる軽井沢などが
人気エリアです。
海外リゾートウェディング
かなり落ち着いてきたとはいえども、コロナ対応では、やはり海外では何かと大変です。また、現在の円安につられた相対的な物価上昇も現地でも買い物や燃油サーチャージの高騰などで、ちょっと
時期としてまだ早いかなという感じです。
国内・海外リゾートウェディング共通のことですが、どこまで招待者をお招きするのか、これは慎重に検討が必要です。
ご招待者の交通費、遠くの場合には宿泊費なども負担が必要になります。もっと割り切って、お２人だけの結婚式にして参列者は誰も呼ばない、もしくは本当に近い親族（ご両親やご兄弟など）だけお招きして両家の家族旅行＋ハネムーンとして考えることもできます。
ナイトウエディング
ナイトウエディングは、夕方から夜にかけておこなう夜の結婚式です。夕刻の時間帯に挙式がスタートし、日没後に披露宴をする流れになります。
16:30頃に挙式が始まり、20:00過ぎに披露宴が終了するのが1つの時間帯例です。
遠方からのお客様にとっては、20:00はかなり遅い時間帯です。宿泊先を準備する必要があるかもしれません。
また、２次会についても、その当日に実施することは難しく、別な日程で実施することになります。
もっとも、これも、同年代の仲間を中心とした若い方が大半のお客様の場合には気遣いは多少減るかもしれません。
１.５次会
１.５次会は、明確な定義や形式はありません。
披露宴よりもカジュアルで二次会よりはフォーマルなウェディングパーティーのことを指すことが多いようです。
１.５次会は、主催者はあくまでも新郎・新婦さんになり、どんな進行で、内容をどのようにするのかもお２人が決めることになります。ご招待客と個別にゆっくりお話ができる時間が取れるため、参列者の満足度も高いものになることが多いです。
結婚式のスタイルとしては、１.５次会は、形式ばらずにカジュアルな結婚式を挙げたいお２人に向いています。例えば以下のようなパターンですね。
- 親族だけで既に挙式は済ませており、親しい友人を招いたアットホームなパーティーを開いて、心からの祝福を全員から受けたいと感じている方
- できるだけ予算を最小化して、自分達・私達らしい理想的な結婚式を挙げたいと感じている方
- 色々な理由から、挙式は行わずに、フォトウエディングと入籍は済んでおり、親しい仲間に対してお披露目の意味としてアットホームなパーティーをしたいと感じている方
フォトウエディング
フォトウエディングは、結婚式や披露宴は行わず、ウェディングドレスやフォーマルドレス、和装で写真だけを記念のために撮影することです。
間違えやすい概念として、「別撮り」がありますが、「前撮り」や「後撮り」は結婚式を挙げることを前提として、結婚式場とは別な場所で記念写真を撮影することを察します。
よって、フォトウェディングとは異なります。再婚の方で年齢的にも結婚式や披露宴を行うまでもない、妊娠中で負担の大きくかかる結婚式は実際には難しい、金銭的な判断で諦めるなど
その理由は色々です。
お２人の考え方から、結婚式や披露宴には否定的な方もいらっしゃいます。とは言えども、1つの区切りとして記念になるようなフォトブックのようなものを作りたい、など前向きな理由から選択される方々もたくさんいらっしゃいます。
これも当記事の主旨である「私達らしさを追求」した結果で選択される場合の１つと考えて良いと思います。
挙式の形式
以下の４つの形式があります
・教会式（キリスト教式）
・神前式
・仏前式
＜宗教色がないもの＞
・人前式
教会式
ホテルや結婚式場に併設されているチャペルで、牧師（司祭）が執り行う挙式。特にキリスト教の信者でもない２人が、いきなり当日だけ信者のように振る舞い、讃美歌を歌う。ちょっと違和感はありますが、純白のウェディングドレス、牧師さんの前での結婚の約束、更には、バージンロードを参列者の祝福の拍手と共にゆっくりと幸せを噛み締めながら歩く姿は、新婦さんにとっては、
子供の頃からの憧れの景色。
「理想の結婚式」を構成する大切な要素になりますね。
神前式
神道に基づいた挙式スタイルで、厳粛な祝詞、独特の作法（三献の儀など）・所作など、和のテイスト満載で日本人で良かった、と感じることもできる式ではあります。
基本的きは神社さんなので、この先何年経ってもその場から無くなることもなく、生涯の思い出の場所として、自身のお子様や孫の代まで話ができることは魅力に感じます。
一般の結婚式場やホテルにしても、倒産や廃業は意外にあるものですし、ホテルにはいくチャンスはあるでしょうが、結婚式場の専門の場所の場合には、結婚式以降で訪問することすらないかも
しれません。
仏前式
神前式と並んで古くから日本の伝統的な挙式スタイルです。
もうすでに都会では死語に近くなっている家も多いと思いますが、檀家となっているお寺や自宅の仏壇の前で僧侶を招いて執り行います。
衣装は一般的には、神前式と同じ白無垢・羽織袴がです。ただ、特に決まりはなく、場合によってはドレスなどの洋装のケースもあるようですが、やはり場の雰囲気にドレスはちょっと違和感がありますね。実際に行われている件数も極端に少なく、全体の１％程度と言われています。
人前式
立会人代表を立て、参列者に二人の結婚の証人となってもらう挙式スタイルです。どうしてもカジュアルになりすぎる感もあるので、締めるところは締めて、結婚誓約書を用意するなど
カジュアルでアットホームな雰囲気の中にも「自分達、私達らしさ」をどのように出していくのかを考える必要があります。
開催場所
これまでみてきましたように、自分達、私達らしさ」をどのように出していくのかを考え、「理想の結婚式」のイメージが明確になってくると、開催施設の種類は自然と絞られてきます。
ただ、実際の場所になると、例えばホテルや結婚式場などになりますと、無数に選択肢が広がってきます。
早い段階から活動を開始していれば、日程の制約はあまり受けることはないでしょう。
例えば、都内や大阪なら、どのエリアでやりたいのか、どこの駅から近い方がいいのか？など交通の便利さも選択ポイントになりますでしょうし、希望の演出が可能なのかどうか、
ドレスは持ち込みできるか？持ち込み料金がかかるのか？撮影は、決まった業者にしかお願いできないのか？細部を積めていくことで候補がどんどん絞られていくことでしょう。
自分達の結婚式ですので、まずは基本的なイメージはお２人で話し合って決めることがお勧めですが、行き詰まって先に進めないことも困りますので、必ずどこかでブライダルプランナーの専門の方に相談されるのが必須です。最後は、そのプランナーの「人」「人柄」「経験」などに依存する部分が多いので、宣伝をドンドン打っているところだけではなく、しっかりと地道に実績を上げている
業者さんもたくさんありますので、「相談」としてご意見を伺ってみる、ただし、無理強いされるようであればスグにお断りを入れて他を探す、という強い意志と柔軟性が必要だと思います。
まとめ
当記事では幅広い範囲の内容をできるだけ短い記事でお伝えできるようにポイントを絞って記載しております。今後、それぞれの項目について深い情報を入れるべき、ご質問などをいただいたときなどには、関連記事をドンドン上げて参ります。
幸せ絶頂のお２人が迷子にならずに、理想とする内容に少しでも近づけますように祈っております
