以下のように考えていて、結婚式の予算を抑えたい、もうあんまり時間がない、という方向けにオプションとして検討いただきたいことをまとめてみました。
仕事が忙しかったり、お2人の時間がうまく合わなかったり、コロナの影響で先延ばしにしてきたり、早くから結婚式を意識していたけれど直前になってしまった方
費用のことを考えると、式や披露宴までは手が届かないので、記念の写真だけで済ませようと考えていた方
招待するお客様が多いと費用もかさむことに加えて、ご招待や引き出物などの段取りにも費用と時間がかかるので、家族だけで小さくても思い出に残る暖かい式を考えている方
予算を抑えられる条件は?
お式の日程が直近であること
結婚式場も稼働率を上げたいと思うのはビジネスなので当然ですよね。
あり得ないですが、明日、式の予約が入ってなければ、もういきなり明日結婚式を挙げる人はいないので、式場はカラのまま稼働せず、スタッフも休暇とるなどして人数を減らすなど大変な
状況になります。
そこまで極端な話ではなくても、直近の日程に予約が入っていなければ、予算をグッっと抑えてでも挙式、披露宴をおこなってくれるお2人は大歓迎です。
たまたま、そういう日程でお2人や参列者の方々の日程が合えば検討の価値は十分にあると思います。
平日挙式の割引
一般的に考えてもやはり土日祝は、お2人の休みが取りやすいという理由もありますし、参列者の方々も基本的にはお休みの方が多いので参列して頂きやすいですよね。
一方で、サービス業界にお勤めの方々にとっては、土日祝は必ずしも休みでもなく、結局はシフトの組み込みの中で休みの日程を決めることが通常の勤務形態の方々もたくさんいらっしゃいます。
式を挙げられるご当人のお2人だけではなく、仲の良いお友達なども同様の勤務形態であれば、少し余裕を持って日程を決めておけば平日の挙式も可能性として出てくるのではないでしょうか。
ちょっとズラした挙式の時間帯
土曜日の午前中や日曜日の午後の時間帯、もしくは、ライトアップされた中で幻想的な挙式ができるナイトウェディングなど、多くの方々が望む、土日・祝日の午後や夕方から少し時間帯を
ズラして挙式することで、式場の回転率も上がってくるので式場としても割引し易くなるということです。
お日柄による割引
仏滅や赤口などは土日祝も含めて一般的には避けられる方が多いお日柄になります。ご親族の年配の方々からするとちょっと嫌がられる可能性はもちろんあります。
しかし、今の世代の方々にとって、仏滅や赤口がどれほどの意味を持っているものでしょうか。
気にされる方もたくさんいらっしゃることは重々承知していますので強くお勧めすることはありませんが、お友達や会社の同僚などの参列者で気にされる方は意外に少ないのではないかと思っています。
ココがポイント
以上、予算を抑えられる条件についてみてきました。式場もビジネスとしてやっているので、人気の日程や曜日、時間帯など売れるところは、会場費用の予算を抑えるような提案はなかなか
出せないものです。
重要なのは、ご結婚されるお2人のご都合が最優先で、どこまでの範囲を参列者としてお招きするのかということをしっかりイメージして日程調整に取り掛かる必要があります。
結婚式・披露宴の参列者の数が大切
お2人だけの結婚式
結婚という人生の大きなイベントを大切に考えているからこそ、お2人だけで、お2人の世界観で実現されるのはどうでしょうか?
色々な理由でご両親とも不在でなかったり、親戚とも疎遠であったり、少子化の影響もあってそもそも親戚もいないという環境の方々もたくさんいらっしゃると思います。
参列者がいないことで、自由な発想と進行で、周囲に気遣いすることなく挙式を進めることができます。
ご招待者がいることで、準備にかかる時間も費用も多くなります。予算を抑えて思い出深い、お2人だけの手作りの挙式。こんな形式もありだなぁ、って思います。
結婚観そのものも、同居しているパートナーという関係の方々もいる中で、昔ながらの大規模な結婚式、披露宴だけではない、ってことを意識に入れて、どのような形式にしようかを
ご検討いただければ幸いです。
普段から行き来する家族だけのアットホームな結婚式
結婚式場は、お子様にとってはかなり退屈な時間。幼稚園から小学生の低学年くらいまでだと、よく会場を走り回っていたり、突然泣き出してそのお子様のご両親がお子様ともども
会場から出て行かれて、ほとんど食事もまともにできないまま披露宴が終わってしまった、という光景を目にします。
ご家族だけのアットホームで適正な広さの会場を使って、ご家族だけの結婚式と披露宴であればそのような気遣いもすることなく、むしろ新たなお2人の門出を家族全員でお祝いしてくれる感覚。
これま大切に育てていただいたご両親への感謝の気持ちもストレートに周囲の目を気にすることなく表現できる雰囲気。
それを普段の食事会の延長線上のような場ではなく、しっかりした結婚式場で催すことに新しい家庭を築いていく気持ちもますます高まっていくことは間違い無いでしょう。
どんな演出を望むのか、しっかチョイスすることが大切
検討を進めていると、ドレスはxxxのブランドのものが良い、食事はワンランク上の質と味にしないと参列者に失礼、ケーキカットも豪華なものがいい、会場を花でいっぱいにしたい、、、、、などなど、あれもこれも、こういうこともと、どんどん費用が膨らんでいきます
ブライダルプランナーさんは、プロですので良い感動的で思い出に残る演出を色々ご提案いただけると思います。当記事では、「費用を抑える」ことを目標として、より高品質な挙式を目指す
方々に向けて発信しております。ですので、やはり最初にこれまで書かせていただいたような、日程的な条件面で譲れるところ、参列者の人数などは最初にしっかりお伝えして、その上で
より良いご提案をいただけるようにしてくださいね。あれもこれも付けたくなる気持ちはわかりますが、一番大切なものは何かをお2人でじっくりとお話しされることが重要だと思います。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
結婚式、披露宴の費用をできるだけ抑え、しかし、単にチープなものではなく、愛情に包まれたお式を目指していらっしゃる方に、いろんな考え方と形式についてお話ししました。
この方法が一番良い、とお伝えしているのではなく、色々な形式の中でこのような考え方とやり方で、式を諦めたり、後悔しないためのオプションとしてご提示しました。
多くのサイトを研究している中でこのような考え方を前向きに受け止めて頂けそうそうなサイトを見つけましたので最後にそのご紹介をしておきたいと思います。
「ルクリアモーレ」という結婚式場の情報サイトになります。好きなもの必要なものだけをセレクトしたシンプルな結婚式をできるだけ費用を抑えてご提供されています。
経済的な理由で結婚式をあきらめそうになっているお2人に、素晴らしい時間が持てますようにお祈りしております。